「赤穂の天塩」なるほど辞典

マグネシウム再評価の歴史

「赤穂の天塩」のようなにがりを含んだあら塩には、にがりが含まれます。このにがりの主成分は、塩化マグネシウムです。天塩が長年にわたって訴えてきた「マグネシウムの重要性」が、行政においても認められた歴史があります。自然塩運動からスタートして40年余。天塩の歴史は自然塩の復活・普及の歴史でもあるのです。

高まるマグネシウムについての認識

自然塩が全国に広がる過程で、にがりの主成分であるマグネシウムについての論議が国会で行われました。それは自然塩を再認識する論議ともなりました。

1980年代、多年にわたる医学界の研究成果として、微量ミネラル・マグネシウムについての認識が高まっていました。一方、行政上では
 1.日本人のマグネシウム所要量の策定
 2.日本人のマグネシウム摂取量の調査
 3.マグネシウムに日本食品標準成分表収載の実施
の3項目が必要課題でした。

京都大学の糸川嘉則教授ら識者有志の要請の下に、土屋参議院議長は立法府の長として行政府の長に対し上記3項目の質問書を提出し、昭和63年10月25日、竹下内閣総理大臣は閣議決定による答弁書(内閣参質 113第14号)を同議長に交付しました。

マグネシウムの効用については、その後も論議が続けられました。そして平成に入り「マグネシウム論議」は新たな展開を示しました。

マグネシウムを「栄養機能食品」として表示

平成16年4月から、マグネシウムは亜鉛、銅とともに「栄養機能食品」として追加されることが決まりました(厚生労働省)。これにより自然のにがりが含まれる製品は、「マグネシウム含有食品」として表示することになりました。

それまでの「食品添加物」から「栄養機能食品」へ表示が変わりました。天塩が長年にわたって訴えてきた「マグネシウムの重要性」が行政においても認められたわけです。自然塩運動からスタートして30年余。天塩の歴史は自然塩の復活・普及の歴史でもあります。

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